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笑顔を見せて

飼い主のいないわんこたちの幸せ探しを手伝います。

 

クウに会いたい…「発病」

 
親子4匹の生活になり、変わったことといえば、ラムが強くなったこと。
外で他のワンちゃんに会っても、以前はスルーできたのに、
相手が威嚇してくると、威嚇し返すようになりました。
「母は強し」という言葉を実感しました。

家の中でも同じで、ソラ、ベルを守ろうという意識が働いてか、
私の近くにソラ、ベルがいる時にはクウを威嚇して近づけないようにしました。

クウはもともと大人しくて控え目な子なので、
母子が私の近くで甘えているのを遠くで私の顔をじっと見つめて待っていました。
それが不憫で、なるべく私のほうからクウの傍へ行き、
頭を撫でてギューっと抱きしめました。


クウはラムが来て幸せだったのか。

子供ができて幸せだったのか。


今もずっと考えています。



ラムの母性本能も子どもたちが大きくなるにつれ、薄れて行き、
散歩も私が朝♂組、♀組に分けて近所をブラブラと、
主人は夜、4匹まとめて大きな公園で思う存分遊ばせてくれました。


毎日毎日、何も変わらない日常が過ぎて行き、一年も終わろうとしていた年末。
クウのごはんを食べる勢いが少し鈍っているのに気が付きました。
残さず食べるのですが、時間がいつもよりずいぶんかかりました。
次の日も同じでした。
ほんの少し元気がないようにも見えました。


気になったので、かかりつけの動物病院に電話したところ、
あいにくその日から年末年始の休診に入っていました。
仕方なく、年が明け病院が開くのを待って連れていくつもりでした。


でも、日ごとにクウは元気がなくなっていきました。
時間がかかっても食べていたごはんも残すようになり、
大好きな散歩も行きたがらなくなりました。

いつもの病院が開くのを待っていられず、電話帳で開いている病院を片っ端から調べました。

幸い、車で15分ほどの病院が開いていて、
「今から連れてきて下さい。」とおっしゃって下さったので、
さっそくクウを助手席に乗せてその病院に向かいました。

車が苦手なクウは、落ち着きがなく不安げな表情で私を見上げていました。
「クウちゃん大丈夫やよ。病院で診てもらって、お薬貰ったらすぐに帰れるからね。」

私自身その時は、注射か点滴をしてもらって、飲み薬を貰って、
来た道をまたクウと一緒に帰ってくる、そう思っていました。



新年早々で、他に誰も待っている人はいませんでした。
私の説明を聞くとすぐに先生はクウの歯茎を見ました。
クウの歯茎は真っ白でした。

私はクウの症状にさっぱり見当もつきませんでしたが、
先生はおそらくその時からわかっていたんだろうと思います。

すぐにレントゲン、血液検査をしていただき、
先生の様子から「クウは私が思っているよりずっと重い病気なのかもしれない。」
そう思い始めていた時、処置室から姿を見せた先生が、待合室にいた私を呼ばれました。

あの時の様子は今も鮮明に記憶に残っていて、
先生のおっしゃった言葉の一言一言が私の頭の中で響いています。


「クウちゃんの病名は『自己免疫性溶血性貧血』と言い、死亡する確率も高い難病です。
厄介な病気にかかってしまったとしか言いようがありません。
わかりやすく説明すると、自分の血を敵と勘違いして、
免疫機能が働いて、自分の血液を自分で壊していく病気です。
発症すると進行のスピードはとても早く、2週間が山場です。
クウちゃんの血液の値はすでに命を維持するのに必要なぎりぎりのところまで
下がっていますので、ここ2~3日が正念場です。
クウちゃんを助けるために一緒にがんばりましょう。」と言われました。



クウはそのまま入院することになりました。

その日、どうやって家まで帰ったのか覚えていません。

 

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