ただ見守るだけ
2011-04-24 (Sun)✎
サブレのトライアルが決まった時、
「せっかく京都まで行くんやから、ちょっと足を延ばしてあの子に会いに行こう♪」
と、思いつきました。
早速連絡してみると、ちょうどその日は在宅とのこと。
京都から山の中のバイパスを走り抜けたら
わずか40分ほどで目的地に着きました。
お目当ての彼がこちら ↓

相変わらずのカメラ嫌いで正面から撮れず^m^
ここはお隣の滋賀県
りくと久しぶりの再会です♪

おもちゃ好きも健在で、喜んで出迎えてくれたのもつかの間
お土産に持って行ったおもちゃを見るなりご機嫌で遊び始め、
飽きもせずハムハム・ピーピー!
時々、台所に立ったdinoちゃんを嬉しそうに見上げます。

dinoちゃんは「たべものを期待してるだけ」と言ってたけど、
この顔はdinoちゃんを愛おしそうに見つめてるように思うけどなぁ(^-^)
りくに会いに行ったのは近くまで行く用事ができたこともありますけど、
少し前からりくが後ろ足を引きずるようになったと聞いていたからです。
胴長コーギーは腰と股関節の病気になりやすく、
シニア年齢になるとりくのように足を引きずるようになるのも
珍しいことではありません。
保護してから腎臓が悪いことがわかったりくですが、
そのりくのすべてを受け入れて家族に迎えてくれたdinoちゃん。
腎臓が悪いとわかったからきっと里親の話は流れるやろうなと思っていたのに
「覚悟はありますから」と言ってくれたdinoちゃん。
そんな彼女だから足のこともりくにとって最善のケアをしてくれるはずです。
それにニューファンとゴールデンを飼っていた彼女にとっては
コーギーのりくは「小さい子」なので、たいした苦労とも思っていないようです(^^)
りくは今も歩くことが好きなので
補助ハーネスで歩けるうちは自分の足で歩かせて、
いよいよ歩けなくなったらカートに乗せて散歩に行くと言ってました。
トイレは外派のりく。
あいにくの雨だったこの日は
自分で庭に出てちゃんとオシッコしてました。

dinoちゃんのケアのおかげもあって、
腎臓も譲渡時よりもずっと安定しています。
足の具合もこの先どうなるのかわかりませんが、
私はただ見守るだけです。
dinoちゃんとりくを見ていて
生きること
老いること
そして
死ぬこと
私も「命」に対して正面から向き合っていきたいと思いました。
りく!
また会おうね(^^)
震災後は特に命の重みを感じるようになりました。
命ある限り、懸命に生き抜かんとあかんと思います。
私はこれからも失敗を繰り返しながら、弱音を吐きながら、
それでも前を向いて歩いて行きたい。
生きているって素晴らしい、ありがたい。
そう思える毎日でありたい。
