未来の里親さんへ
2010-03-20 (Sat)✎
お知らせしていた通り
本日(日付的には昨日です)はルルのお見合いでした。
京都の預かりさん宅へ迎えに行き、
その足で大阪の里親希望者さん宅へ直行しました。
とても楽しみに待っていて下さって、
ルルのこともとっても気に入っていただきました。
ルルも最初こそ警戒していたものの、
すぐに打ち解けてきておやつをもらったり、
甘えるような姿勢を見せたりしていました。
お見合いで気に入ってもらえたらそのままトライアルに入る予定でした。
でも、私はルルを連れ帰ってきました。
いろいろ話をしていくうちに
私が里親募集の時に上げている10項目の条件の中で
どうしてもクリアできない問題があることがわかったからです。
今日から一緒に暮らすつもりでルルのベッドも用意して下さっていたので、
ものすごく落胆されていました。
心情的にはこのまま置いて帰りたいとの思いがありましたが、
私には保護犬が一生幸せに暮らせるよう見届ける責任があります。
そのための10項目です。
◆ペット飼育可住宅にお住まいでお留守番の少ないご家庭。
◆ご家族全員が里親になることに賛成の方。
◆毎年のワクチン摂取・フィラリア、狂犬病予防等適切な健康管理をしていただける方。
◆毎日十分なお散歩をしていただける方。
◆室内飼いで、脱走・迷子防止に努めていただける方。
◆事前に飼育環境の確認をさせていただける方。
◆譲渡時に契約書にサイン捺印することを了承していただける方。
◆定期的にブログやメールなどで写真を添えて近況報告をしてくださる方。
◆こちらからお届けしますので、大阪から車で2時間以内の地域にお住まいの方。
◆医療費を一部負担してくださる方(ワクチン代と不妊手術代)
この中で譲歩できるのは二つ。
一つはお留守番の時間。
保護犬は飼い主さんからかまってもらえず、孤独に耐えてきた子も多いので、
できるだけ長く一緒にいられる人が理想ですが、
たとえお留守番の時間が長くても、
家族が帰ってきた後に十分な愛情を注いでもらえるなら
保護犬にとっても幸せだと考えています。
重要なことは一緒にいる時間の長さではなく、その密度だと思います。
もう一つは距離。
大阪から車で2時間以内が理想ではあります。
先日来からもお分かりのように、
お見合い、トライアルの段階で中止になることも多いので、
遠方の場合は引き取りに行く時間も費用も大きな負担になります。
でもこの理由はあくまで人間側の都合なので、
遠方からでもお見合いに来てくれるような熱意をお持ちであれば、
保護犬の幸せのために可能な限り対応させていただくつもりです。
レモピ保育園の園児をご希望いただくなら、
私の想いをご理解いただき、
里親の条件をすべて満たした上で「熱いメッセージ」をお寄せください。
ルルは明日預かりさん宅へ帰ります。
幸せ探しの旅は振り出しに戻りましたが、
いつか里親募集の条件をすべて満たした人から
「熱いメッセージ」が届くと信じて待ちます。
ルルちゃん!
一日だけの里帰りお疲れ様。
明日は大好きな仮父・仮母さんの待つ家に帰ろうね。


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ん~!吹きそうで吹かない風!!
ほんまにねぇ、何かほんのちょっとのきっかけさえあれば
続々卒業が決まりそうな予感はあるんですけど…。
まっ、焦らず慌てず運命の出会いの日を待つことにいたしましょう。
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