幸せ報告「旺次郎編」
2012-08-15 (Wed)✎
旺次郎とメープルに初めて会ったのは
まだお正月気分も抜け切らない今年1月の事でした。
多頭飼いの末の放棄で、わかっている情報は
旺次郎が1歳、メープルが2歳
生まれてから一度も外へ出たことがない
飼い主さん以外の人間を見たことがない
えーっ、大丈夫なんかなぁ…不安
2匹とも収容施設の部屋の物陰から鼻だけをだしている状態で、
職員さんが物陰から追い立てるように出しても、
パニックになって逃げまどいまた隙を見て物陰に逃げ込みました。
社会慣れしていない中型雑種2匹。
譲渡できる自信はまったくなかったけれど、
この状態では一般譲渡はできないので
他に生きて出られるチャンスはありませんでした。
misaさんとみ~さんという
頼りになる預かり先があったことも後押ししてくれて、
不安が大きいながらも受け入れることを決めました。
一般社会での生活が何もかもが初めてだった旺次郎とメープルですが、
misaさんとみ~さんにゆっくりと一つずつ教えていってもらって、
少しずつ適応しながら着実に成長して行きました。
まだまだ自信を持って送り出せる状態ではなかったけれど、
旺次郎には5月に素晴らしい出会いがありました。
お見合いの日
付添のきりちゃんと

まるで自分が主人公のようにご機嫌やったきりちゃん^m^

きりちゃんの話もせなあかんねぇ(^^ゞ
もうちょっと待っててな~
初対面の希望者さんに対して
旺次郎は想像していた通りのビビりっぷりやったけど、
希望者のSさんは「触ることもできないかもと思っていたので、
予想していたよりずっと落ち着いてます」と言ってくれました。



散歩でのパニックの様子もビビり脱糞も見て、
それでも「ぜひトライアルを」と言ってくれました。
そして、トライアルへ



misa家ではいろんなことをグングン吸収して、
家庭犬としてほぼ問題ないレベルになっていたけど、
新しい環境でどうなるかは正直やってみないとわかりませんでした。
期待よりも不安の方が大きいトライアル期間でしたが、
旺次郎は私とmisaさんが思う以上に早く環境に適応してくれました。
一週間後、旺次郎に新しい家族ができました。

2012年5月吉日
旺次郎はレモピ学園を卒業して S家「旺次郎」になりました
みなさん、旺次郎の応援ありがとうございました。
これは旺次郎が旅立つ直前
もしかしたら最後になるかもしれないメープルとのツーショット

旺次郎に遅れること2ヶ月
メープルにもついに運命の出会いの日が訪れました。
その話は次で詳しくね(^^)
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大阪の市街地でも洪水・冠水の被害が出て
大変なことになっているようです。
お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りいたします。
私にもお気遣いのメールやコメントをいただきありがとうございます。
こちらは特に目立った被害もなく
なんら変わりない日常を送っています。
いつ何が起きるかわからない世の中
一瞬一瞬を大事に生きやなあかんと
気が引き締まる思いです。

