迷子?それとも…
2012-03-14 (Wed)✎
大きなぽてとのトライアルがあと数日後に迫ってきました。
ちょっと早いけれど、後釜に大きなわんこがやってきました。

黒ラブの女の子。
かなりのメタボで下腹がゆっさゆっさと揺れます。
体重29kg
メスのラブラドールとしては少し小さめサイズなので、
標準体重は24~25kgくらいかなと思います。
年齢は7歳前後
歯はまだ割ときれいですけど、
あごの毛が白くなってきているので
そろそろシニア年齢なんだろうと思います。
性格は初対面でもこの通り

か・い・か・ん!(薬師丸ひろ子風に(^^ゞ)←いつもながらたとえが「ふるっ!」

散歩の引きがとんでもなく強い上に、
ただ前にグイグイではなく、全力で前後左右に引っ張るので、
昨日は綱引き状態で一日で左腕に身が入りました。
散歩トレーニングがんばらねば!
でも理解は早そうで、明るい兆しあり♪
保護の経緯は
迷子犬で警察に収容されましたが、
飼い主さんのお迎えはなく、2週間の保管期限が切れた後、
行政施設に移送になりました。
そして、4週間ほど過ぎました。
年齢がそこそこいってることと、散歩の引っ張りが強烈なので、
一般譲渡が難しく、保護してトレーニングをしてから譲渡することになりました。
で、昨日ちゃたのトライアルのお届けの帰りに引き出しして、
今日病院へ連れて行きました。
待合室で待っている時に
耳からピロピロリーンと黒い毛みたいなのが伸びているのに気が付きました。

じっくり見てみると、
耳の裏に傷があって、そこを縫ってあった糸が
ほどけてピロピロリーンと伸びていたんです。
引き出しの時には職員さんから何にも申し送りがなかったので、
一応確認してみると、
やっぱり施設では「何も処置はしていません」とのことでした。
警察署で傷を縫うなんてことはありえないので、
迷子になる前に処置されたんだと思います。
ということは、何らかの理由で耳を怪我して縫った後、
抜糸するまでの間に迷子になったということになりますよね。
今までにたくさん迷子の期限切れの犬を保護してますけど、
迷子とは名ばかりで、実際には捨てられた犬も数多くいます。
もちろん本当に迷子になった犬も多くいて、
最近でも「まめ太」や「桃香」のように数週間経った後でも、
飼い主さんが判明して無事に帰っていくこともあります。
この黒ラブの場合はどうなんやろ!?
傷の治療を受けさせるような飼い主さんなら迷子とも考えられるし、
わざわざトリミングしてから保健所へ持ち込む飼い主もいるから、
捨てられたんだとしても不思議ではないし…
もしも迷子なら、飼い主さんの元へ返してやりたいな。
この犬に見覚えがありましたらぜひご一報ください。

新しい家族探しの準備も進めます。
犬種 黒ラブ
性別 メス
年齢 6~8歳くらい
体重 29kg
9種混合ワクチン・健康診断・血液検査済み
避妊手術済み(保護時未避妊でした)
フィラリア マイナス
行政施設の規約により、
【大阪府に在住の方のみ】の限定募集になります。
仮の名は 『ウェンディ』
ウェンディに明るい未来が待っていますように!
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大きな新入りの後には小さな新入りが続きます。
明日迎えに行ってきます。


きっと家族が捜してくれてると思いたいですね。